禁断のプログレ特集 『ELP(エマーソン、レイク&パーマー)』
まず始めに序文として・・・
このブログは、そもそもは音楽ブログとして始めたものでした(映画や自分で描いたイラスト紹介はあったけれど)。
しかし、その内にプライベートの出来事を書くようになり、病気のことを晒してからは、作業所のことも書くようになって、音楽はそれに合うような曲(沿ったもの)を紹介するようにしていました。
なので、紹介する音楽は、たまにハード・ロックなんかを取り上げることはあったけれど、比較的明るい音楽・・・というかポップな感じ、もしくはスローで泣きメロ(感動?)のJ-POP、みたいな曲をアップすることが多かったのです。
間違っても、頭を抱えてしまうような(個人的にはそうは思っていないけれど)七めんどくさい音楽は(プログレッシブ・ロックのことです)取り上げてこなかった。
しかし先日、おれが書いているもうひとつのブログで(アメブロ:『春雨男子は男になれるか?』)、映像のアップはしなかったけれど、ELPの『BRAIN SALAD SURGERY/邦題:恐怖の頭脳改革』をちょこっとだけ紹介したんです。
それを機に、このところのおれの部屋のBGMはプログレッシブ・ロックの(以下、プログレと略します)バンドのアルバムが鳴り響いています。
Yes、King Crimson、Pink Floyd、Camelなどなど・・・
おれの音楽の趣向は本当に雑食系で、山下達郎も好きだけどAKBも好き。山口百恵さんにさだまさしさん、かぐや姫に吉田拓郎師匠。それとオフコースもキャロルも聴いた。なんなら五木ひろしさんにも好きな曲はある。当然のことながら、最近の人(バンド)でもお気に入りは沢山います。
洋楽は日本人に輪をかけた感じで、とにかく良いと思えばなんでも聴く。ロックもジャズもクラシックも・・・(ジャズやクラシックは洋楽とは言わないか。笑)。他人に軟弱と言われているものでも、硬派なやつでも、そしてマニアックなものも。
そんな中に大好きなジャンルとしてプログレがあるのです。
一番のお気に入りはKing Crimsonなのですが、それは今後に取っておくことにして、今回はELPをピックアップすることにします。
(あ~長い序文でした・・・汗)
さて本題に移ります。

アルバム『BRAIN SALAD SURGERY/邦題:恐怖の頭脳改革』
ELP(エマーソン、レイク&パーマー)はキーボードのキース・エマーソン、ベース&ボーカル(たまにギターも弾きます)のグレッグ・レイク、ドラムのカール・パーマーからなる3人組のバンドです。
メンバーについての詳しい経歴を書いていると、またまた長文になってしまうので、その辺りは割愛させていただきますが、とにかくこの3人は結成前から、ものすごい経歴の持ち主だったようで、結成したときには「スーパーグループが誕生した!」と騒がれたそうです(結成は1970年)。
各人の演奏にはスーパーの名に相応しいテクニックが兼ね備えているんだけれど、それとは別の意味で、時には考えられないようなパフォーマンスもしたりするんです。例えば、キーボードのキースは鍵盤にナイフを突き立てちゃったりしながら演奏しちゃいます(これは、そのことによって音を出しっぱなしにするという効果を狙ったようですが・・・ちょっと引きますね・笑)。
とにかく、キーボードがメインといっていいバンドなので、よくあるロックバンド(ギター、ベース、ドラム、ボーカル。もしくはギター2人で1人がボーカルを兼ねる、といった4人編成)の見た目とちょっと違う。しかし、そこはそんじょそこらのバンドとはワケが違うんですね。ライブでのパフォーマンスは本当に最高です!
音楽的なことを言えば、クラシックを大幅に導入し、ロック調にアレンジしたりするところが特徴です。それは一歩間違えると、ただのキワモノになりそうなところなんだけれど、しっかりとバンドの個性としての表現に成功しているところが、ELPの最大の魅力だと個人的には感じます。
それではそろそろ音楽の紹介をします。
正直、選曲にはかなり迷いました。だって、この時代のプログレの名曲はとにかく長い!レコードで言えば、片面で1曲(約20分くらい)っていう感じだから。
本当は代表曲としてある、「タルカス」という曲をアップしたかったのですが、これも20分くらいあるんですね。
ということで、今回は「悪の教典#9 第1印象 パート2」(原題:Karn Evil 9: 1st Impression-Part 2)をアップします。
この曲は4つに構成されている「悪の教典#9」という組曲の中のひとつで、レコードでいうとB面の1曲目にあたります。原曲の尺は4分46秒なのですが、アップするライブ映像には、カール・パーマーのドラムソロが導入されているので、9分ちょっとあります。「長くてしんど~い」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、一見の価値はあると思いますので、どうか最後まで我慢(?)して御覧ください。
途中、パン食い競争的なパフォーマンスも見れますよ(いや、けっしてバカにはしてませんから!)
この映像には関係ない、個人的な感想なのですが・・・
やっぱり、このブログを音楽専門にして良かったです。
自由だもん。
それではまたね see you again!(*^-')/~☆Bye-Bye♪
このブログは、そもそもは音楽ブログとして始めたものでした(映画や自分で描いたイラスト紹介はあったけれど)。
しかし、その内にプライベートの出来事を書くようになり、病気のことを晒してからは、作業所のことも書くようになって、音楽はそれに合うような曲(沿ったもの)を紹介するようにしていました。
なので、紹介する音楽は、たまにハード・ロックなんかを取り上げることはあったけれど、比較的明るい音楽・・・というかポップな感じ、もしくはスローで泣きメロ(感動?)のJ-POP、みたいな曲をアップすることが多かったのです。
間違っても、頭を抱えてしまうような(個人的にはそうは思っていないけれど)七めんどくさい音楽は(プログレッシブ・ロックのことです)取り上げてこなかった。
しかし先日、おれが書いているもうひとつのブログで(アメブロ:『春雨男子は男になれるか?』)、映像のアップはしなかったけれど、ELPの『BRAIN SALAD SURGERY/邦題:恐怖の頭脳改革』をちょこっとだけ紹介したんです。
それを機に、このところのおれの部屋のBGMはプログレッシブ・ロックの(以下、プログレと略します)バンドのアルバムが鳴り響いています。
Yes、King Crimson、Pink Floyd、Camelなどなど・・・
おれの音楽の趣向は本当に雑食系で、山下達郎も好きだけどAKBも好き。山口百恵さんにさだまさしさん、かぐや姫に吉田拓郎師匠。それとオフコースもキャロルも聴いた。なんなら五木ひろしさんにも好きな曲はある。当然のことながら、最近の人(バンド)でもお気に入りは沢山います。
洋楽は日本人に輪をかけた感じで、とにかく良いと思えばなんでも聴く。ロックもジャズもクラシックも・・・(ジャズやクラシックは洋楽とは言わないか。笑)。他人に軟弱と言われているものでも、硬派なやつでも、そしてマニアックなものも。
そんな中に大好きなジャンルとしてプログレがあるのです。
一番のお気に入りはKing Crimsonなのですが、それは今後に取っておくことにして、今回はELPをピックアップすることにします。
(あ~長い序文でした・・・汗)
さて本題に移ります。

アルバム『BRAIN SALAD SURGERY/邦題:恐怖の頭脳改革』
ELP(エマーソン、レイク&パーマー)はキーボードのキース・エマーソン、ベース&ボーカル(たまにギターも弾きます)のグレッグ・レイク、ドラムのカール・パーマーからなる3人組のバンドです。
メンバーについての詳しい経歴を書いていると、またまた長文になってしまうので、その辺りは割愛させていただきますが、とにかくこの3人は結成前から、ものすごい経歴の持ち主だったようで、結成したときには「スーパーグループが誕生した!」と騒がれたそうです(結成は1970年)。
各人の演奏にはスーパーの名に相応しいテクニックが兼ね備えているんだけれど、それとは別の意味で、時には考えられないようなパフォーマンスもしたりするんです。例えば、キーボードのキースは鍵盤にナイフを突き立てちゃったりしながら演奏しちゃいます(これは、そのことによって音を出しっぱなしにするという効果を狙ったようですが・・・ちょっと引きますね・笑)。
とにかく、キーボードがメインといっていいバンドなので、よくあるロックバンド(ギター、ベース、ドラム、ボーカル。もしくはギター2人で1人がボーカルを兼ねる、といった4人編成)の見た目とちょっと違う。しかし、そこはそんじょそこらのバンドとはワケが違うんですね。ライブでのパフォーマンスは本当に最高です!
音楽的なことを言えば、クラシックを大幅に導入し、ロック調にアレンジしたりするところが特徴です。それは一歩間違えると、ただのキワモノになりそうなところなんだけれど、しっかりとバンドの個性としての表現に成功しているところが、ELPの最大の魅力だと個人的には感じます。
それではそろそろ音楽の紹介をします。
正直、選曲にはかなり迷いました。だって、この時代のプログレの名曲はとにかく長い!レコードで言えば、片面で1曲(約20分くらい)っていう感じだから。
本当は代表曲としてある、「タルカス」という曲をアップしたかったのですが、これも20分くらいあるんですね。
ということで、今回は「悪の教典#9 第1印象 パート2」(原題:Karn Evil 9: 1st Impression-Part 2)をアップします。
この曲は4つに構成されている「悪の教典#9」という組曲の中のひとつで、レコードでいうとB面の1曲目にあたります。原曲の尺は4分46秒なのですが、アップするライブ映像には、カール・パーマーのドラムソロが導入されているので、9分ちょっとあります。「長くてしんど~い」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、一見の価値はあると思いますので、どうか最後まで我慢(?)して御覧ください。
途中、パン食い競争的なパフォーマンスも見れますよ(いや、けっしてバカにはしてませんから!)
この映像には関係ない、個人的な感想なのですが・・・
やっぱり、このブログを音楽専門にして良かったです。
自由だもん。
それではまたね see you again!(*^-')/~☆Bye-Bye♪
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スピッツ 結成30周年記念CDボックスを聴いて

このCDボックスは、いわゆるシングル集です。
スピッツの魅力はシングル曲だけにとどまらないのは、熱心なファンでなくても感じてるはず(そう思いたい)。
しかし、スピッツは今まで、シングル集以外のベストアルバムはリリースしていない。
最初に言ってしまえば、個人的な想いとして将来スピッツには、シングル集という形以外のベストアルバムを出してほしい。
なぁ~んてことを書いたあとではありますが、この30周年記念CDボックスの感想を書きたいと思います。
このCDは、既に発売されている『CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection』と『CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection』に、このボックスと同時発売された『CYCLE HIT 2006-2017 Spitz Complete Single Collection』を合わせた形になっていて、それなのにお値段は税抜きで3900円というかなりお得な感じになっています。そして、この形(3枚組ボックス)で発売するのは今年限り。こりゃあ、ファンは手に入れるしかないでしょ!
3枚目の『CYCLE HIT 2006-2017 Spitz Complete Single Collection』には、3曲の新曲が収録され、『CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete ngle Collection』と『CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection』についても、今回新たにリマスタリングされています。
とにかく、そんな内容なので(シングル集という意味ね)、新曲以外はすでに馴染みのある曲がズラリ。
3枚を通して聴いたあとに感じたことは・・・
「スピッツもいろいろあったなぁ~」
てこと。
ロッキンオンジャパンという音楽雑誌があるんだけれど、その本はスピッツの新譜が発売されると、必ずと言っていいほどインタビュー記事を載せて特集していました。おれは全部ではないけれど、けっこう読んだつもり。
アルバムでいうと『ハヤブサ』の特集が印象的だったあなぁ。
スピッツは「ロビンソン」の大ヒットが、逆にバンド自体に”戸惑い”のようなものを生んだらしく、その後のアルバム制作にプレッシャーと言っていいのかわからないけれど、とにかく自分たちと世間との間にギャップ(壁?)を感じた・・・みたいなことが書いてあった(間違ってたらごめんね)。
しかし、おれが名盤としている『フェイクファー』は「ロビンソン」が収録されている『ハチミツ』の次次作だし、その後の企画物のアルバムのリリースを挟んだ末に生まれた『ハヤブサ』は最高にカッコよかった。
もしかしたら過渡期だったのかもしれないけれど、それでもすばらしい音楽を発表してくれてました。
なので、個人的には、DISC2がこのボックスの聴きどころ。
「冷たい頬」「ホタル」「メモリーズ」「スターゲイザー」と来て、極め付けは「春の歌」。
美しいです。
どの曲もそうだけれど、草野節全開!って感じ。
そしてさらに美味しいのは3曲の新曲。
「ヘビーメロウ」はテレビ番組のテーマソングで、「歌ウサギ」は映画の主題歌だから聴いたことがある人も多いだろうけれど、「1987➡」は30周年を記念して書き下ろされた新曲。
スピッツは元々パンクバンドだったのだけれど、ブルーハーツの「人にやさしく」を聴いて衝撃を受け、方向を変えたらしいのです(パンクをやめた、ということ)。
しかししかしですよ、新曲の「1987➡」は、イントロからしてニヤリとさせられる。
やるじゃん!スピッツ!
30年経っても何も変わってない。いや、進化してる。ぜんぜん終わってない。
これからもず~っと聴き続けます!そう誓いたくなる。
それではこのCDボックスから1曲。
「君は太陽」(アルバム『とげまる』収録)
新曲についてはどうかみなさん、このCDを聴いて、その良さを堪能してください(アップしないのは意地悪をしてるわけじゃないですよ。笑)
この歌詞、たまらなく大好きです。
ではまたね。see you again!(*^-')/~☆Bye-Bye♪
宇多田ヒカル『Fantôme』 ~もしかして名盤なんじゃない?

『Fantôme』と書いて「ファントーム」と読むそうです。フランス語で「気配」「幻」を意味するんだって。
ブログタイトルに「?」を付けたのは、おれ的に自信アリで言えないところがあるから。なんつってもおれは、宇多田ヒカルというアーティストについて、そんなに詳しくないし、大ファンというわけではない。
アルバムは一応全部聴いているけれど、それは世間で流行りまくっていた時期があって、音楽を趣味にしている人間として押さえておきたかった、ということだけ。
ただ、好みの曲はきちんとある。「traveling」「Passion」がそれ。
大好きな映画『ヱヴァンゲリヲン』のテーマソングに使われた曲もあるけれど、それも、なんていうか、嫌いじゃないけど、入れ込んだということもなかった。
しかし、久々に日本でリリースした(なにやら8年ぶりとか)この『Fantôme』というアルバムは、一聴してゾクゾクしました。
何気なくTSUTAYAで借りたCDだったんだけれど、それが大当たり!
こんな風に書くと、ファンの方とご本人には大変申し訳なく聞こえちゃうかもしれないのですが、「宇多田さんってかなりいいじゃん!」って、初めて感じたのです(遅すぎですよね~苦笑)。
『Fantôme』は詩の内容も以前のアルバムとは趣が変わっていて、50過ぎのおっちゃんが聴いても、しっくりと入ってくるし、入っていける。適度にエロかったりするのもいいですね(笑)。
一番に魅力なのは、サウンド。シンプルで余計な音(楽器)が混じってない。だからこそだと思うけど、ビシッと主張して耳に残る。
全体的には静かな印象で、それも以前のアルバムとは変化しているところだと感じました。この静けさが、ただ「地味」ということじゃなく、染み渡るような響きを持っているんです。こういう作品は大好きです。
このところ、おれの部屋ではヘビロテですよ(・ω・)bグッ
ではこのアルバムから1曲。
少し迷ったけど、あの林檎さんと共演している、という点で、「二時間だけのバカンス」に決めました。
宇多田さんもそうだけど、林檎さんも大人になりましたね~ (>▽<;;
それじゃあまたね see you again!(*^-')/~☆Bye-Bye♪